えりんのふるよにメモ

プレイしたボードゲームの自戦記やメモしたい事等

秋葉原ys交流祭レポート

 

 

 

8/25(土)に行われた秋葉原ys交流祭に行ってきました!

 

 

 

大会形式は通常選択、新幕第二シーズンが始まってからある程度の時間が経ち何が強い何が弱い等の話も漠然と進んでいます

 


今回はある程度思考に余裕があったので今後の事も考え騎爪、薙忍、忍書辺りから選ぶ事に

前日まで騎爪を握るつもりだったのですがTwitterで騎爪の事が話題になってたので方向転換。折角サイネタロットを獲得出来たので皆に褒めてもらうために薙忍で出ることにしました(実際褒めてもらいました。大変に気分がいい

 

 

 

 


○薙忍とは:

薙の高いようで低いリーサルラインを設置攻撃や誘導、壬蔓で補い早期決着を目指すデッキ

薙が0距離クリンチに弱く、忍も0距離クリンチに弱いため0距離クリンチが厳しすぎる

影菱の効果変更により得した奴損した奴いると思いますがこの組み合わせは結構損してると思います(間合いが広めなため多少の対応はなんとかなるのと、高火力で手早く試合を終わらせたいため

また、第1シーズンではオーラ4の相手に誘導共響というコンボがありましたが設置から打った影菱や鋼糸をオーラ受けされると成立しないため第2シーズンの共響を貰えたことは得かなと感じております

相手が一生オーラ4になる特殊能力を失った代わりに安定感が増した感じですかね

対応無い場合のリーサル範囲が凄いことになってるので鋼糸避けられない相手には凄い強いです

 


基本的には1巡目に薙等を振って設置で忍歩影菱を狙いリソースを剥ぎつつライフを奪います

2巡目は基本行動を増やしながらアグロ再構成で設置が痛く当たるタイミングを待ち、相手が3巡目に入ろうとするくらいにリーサルが睨めていれば理想です

なお、そんなに上手く行きません

僕は薙忍を早めの決着を狙う構築だと思って臨みましたが、今回の大会を通して実はじっくりやるデッキなのか??と疑問に思っています

じっくりやるならば忍騎がより高いレベルでそういった試合展開を作れるのでなんとかして忍騎と差別化していきたいですね

 

 

 

(これは今日使った上で僕個人の感想ですが、サイネというメガミは相手毎に有利不利が結構分かれているので通常選択向きではないな、と感じました)

 

 

 

 

 

 

 


ではレポート行ってみましょう

 

 

 

 

 

 

1戦目 こーりんさん 銃笛

 

 

 

(負けたのでレポートにはしませんでしたが)前回の大会で敗北したこーりんさんに早速リベンジマッチ。これは負けられません

 


銃笛は1巡目に無窮ラピッドマグナムを駆使して3~4点とり、最後に奏を数回と久遠で蓋をする素早いデッキです

こちらも素早い反応が求められます

 

 

 

構築:

(通常札)薙切り 八方振り 消音晶 無音壁 忍歩 誘導 鋼糸 

(切り札)壬蔓 律動 音無

 


最初の連撃をまともに食らうと相当きついので見切り(上手くいけばラピッドを避けられる)か消音晶(3/2+3/2を全部オーラで受けられる)は欲しい

無窮で1枚落とされるので…とか色々考えると見切りを適切に使用する自信がなかったため消音晶採用(しかしこれも上手くいかないパターンがあるため正解はわかりません

無音壁は諸説ありますが今回中盤のレッドバレットをオーラ受けするという大役を全うしてくれたので許します

 

 


試合開始、相手はフルキープ

先攻だったため前進してターンを返した所、バクステからシュート

 


これをライフで受けるとそのままターンを終了→次のターンフルリソースから連撃が入ってしまうのでとりあえずオーラ受け

相手は前進宿し→無窮からラピッドファイア(ここはこっちの対応も色々あって結構難しそうですね)

無窮で握ってた誘導を捨てられラピッドがライフに

そのままターンを終えてきました

 


これで初順がライフ2点で済んだのは大きい(ギリギリセーフ)ポイントだったと思います

 

 

 

そのまま前進して殴り合い、ダストを枯らしたタイミングでおもむろに放たれる2距離クリムゾンゼロ!

久遠だと思っていたので焦りましたが、音無で1/1にしてなんとか耐えます

 


久遠を対応で打たれる前提でライフを見ていたのでこれでもまだ調整は崩れていません。そのまま設置鋼糸から壬蔓律動を叩き込んで勝利です

 

 

 

 


最終的にこちらのライフも1点を争うレベルになっていたので細かい所のオーラ受けや相手の初順非理想ムーヴに助けられた形ですね

 

 

 

初戦から非常にハードな戦いでした…

 

 

 

 

 

 

2戦目 かなしんさん 枢爪

 

 

 

いつも枢爪を握っているのを見かける関東の常連さん

いつも握っているだけあり練度は高そう(実際対戦するのはこれが初めて)であり、上位卓に残っている姿も見かける

少しは楽がしたいですね()

 

 

 

構築:

(通常札)薙切り 八方振り 誘導 忍歩 鋼糸 影菱 斬撃乱舞

(切り札)壬蔓 律動 共響

 

 

 

盟友の771君(とても強い。クルルに詳しい)に、びぐご構築は修正で超厳しいと聞いていたのでびぐご間合いロック(ライラの全力付与切り札とどれでび+びっぐごーれむを開け、デッキから全力を引いた瞬間ライフに1点、付与+とるねーどなら2点、空翔けなら間合いが3つ移動するやばげなデッキ)は来ないだろうと割り切り

 


枢式で雑に律動奪うだろうからそれまでに壬蔓で補助して律動打ったり影菱当てて機構破壊しなきゃと考えつつ試合開始

 

 

 

相手はいんだどれーんで風雷撃を増やす構え

びぐごではなかったことに少し安堵(強くないと言われてもやられて面倒な事に変わりはない)しつつ前に出て赤い札を使いつつ相手も前に来たので早めの再構成で設置忍歩+影菱

 


くるるーんを落とせたのでそのまま引いた赤いカードを叩きつけてテンポらしきものをとろうとするが、もじゅるー1枚で解決されてしまう

2巡目、努力虚しく枢式が成立してしまいそうだったので設置攻撃→みかずらから無理やり律動

折角オーラが削れたのでそのまま手札の赤いカードを全て叩き、残りライフ3まで削る

ここの返しで相手は風走り+風雷撃で2ライフとりつつ機構を完成。枢式で共響をめくり2纏いでターンを返してきますがリソースが足りず斬撃乱舞がライフに通る形

そのまま斬撃乱舞をライフに通し再構成出来なくなり勝利

 


律動の返しに即枢式律動を打たれるとかなり苦しい展開になってそうだったので反省の残る一戦でした。(前のターンの流転爪を調子に乗ってオーラ受けしてしまったため、律動を打たれるとライフ削られる上に斬撃乱舞を打っても次順の焦燥ドローボトム風雷撃が受からない)(相手もこちらの切り札が1枚見えないままなので諸説ということで)

 

 

 

 

 

 

3戦目 月見里一さん 忍傘

 

 

 

2戦目辺りで全勝卓のチェックをしてたのですが、何故か傘が多く絶望していました

そのまま避けきれず傘を踏んでしまった形。正直たぐりよせ打たれるだけで終了です

(壬蔓誘導ゆらりびが超絶受けにくいのも胃が痛いですね)

どうしたものか…

 

 

 

構築:

(通常札)八方振り 薙切り 圏域 消音晶  忍歩 影菱 鋼糸 

(切り札)壬蔓 共響 律動

 


まともにやっても勝ち目が無いので1巡目に死ぬ気でダストを作って圏域を貼ります

3巡目あたりになればもうクリンチされるので長期戦はなんとしても避けたい所

その間に薙とかが2回くらい打てたら結構楽できるかなーと考えつつ試合開始です

 

 

 

1巡目、設置影菱だけ気をつけつつガンガン前進します

6距離に着地して終えた瞬間、ふりまわしが相当やばいのでは?と思ったのですが打たれたのは分身の術→しこみばり(3/1×2)

あ、こっちも普通にやばいですねーと思いながらオーラ3,ライフ1で受け、思わぬ所でフルバーストを打たれた形

 


しかし、ダストが出来たぞ!と意気揚々に殴りながら圏域展開

一応熊介が嫌なので離脱、5間合いまで行った所で相手の再構成

しかし、何も打たれる様子がありません

 


どうやら忍歩は非採用だな?

これは設置のケアと鳶影のケアが楽になるので思わぬ拾い物です

ゆらりびが怖いので消音晶だけは一生握ったまま中距離で殴ります

 


しかし圏域さんの奮闘虚しくボーナスタイムは2ターンで終了

相手が手札を揃えるまで少し時間がかかったものの、たぐりよせを打たれ間合いは0へ。ここでリーサルを見据えられないと相当地獄です

 


ゆらりびのケアのため相手の攻撃をライフ受けし続け、中距離で稼いだアドを取り返された形

ここでダメ押しのつきさしが放たれ、残りライフは2に。次手番で仕留められなければ恐らく敗北です

どうせ次決めなければならないので消音晶を打ちライフ受け

これで相手オーラ4からのスタートになり、ここで第二シーズンの共響が偉いです

そのまま共響壬蔓律動まで吐き、律動に対応を吐いたので鋼糸が避けられずライフに通してなんとか勝利です

 

 

 

4戦目(決勝) 舞茸さん 忍槌

 

 

今回タロットが3枚の大盤振る舞いだったため、決勝卓に進んだのは6名

 

銃鎌

薙鎌

忍槌

薙忍

騎爪

傘笛

 

 

傘笛:(クリンチした状態で陽明を展開。要返しを絡めつつたぐりよせや対応を一生戻し続け、再構成差とつきさしの2点クロックでゲームを終わらせる重量級コントロールデッキ。0距離クリンチから多彩な対応をくぐり抜けつつ陽明を割るのが非常に厳しいため、解答を持たないデッキには無類の強さを誇る)

 

が薙忍に対して絶大な優位を誇っているので何としてでも避けなければならない相手

後は忍槌が厳しそうですがノーチャンスでは無いため傘笛よりはマシでしょう

 

マッチ結果は忍槌

傘笛を避けられたのは一安心ですがその次に当たりたくないと思っていた相手です

サイネは2距離クリンチですらきついなよやかなお方なので普通にやったら負けそうです

 

ただ、遠心撃を一生抱えながら遠心達成を狙うためこちらの影菱が痛打な筈

影菱を引き続けて絶好のタイミングで遠心撃を落とし続け、自分から鳶影を打つ展開になれば熊介のケアが大変になります

遠心撃の戻りから熊介をケアするのが大変なのでどうにかチャンスを狙いつつ律動で普通に殴り切るルートも一応用意

熊介か律動を絡めた連撃で鳶影を吐いてもらい、もう片方でリーサルを狙います

 

 

構築:

(通常札)薙切り 八方振り 圏域 無音壁 忍歩 影菱 鋼糸

(切り札)熊介 共響 律動

 

 

攻撃札の枚数が少ないため薙切り八方振り影菱鋼糸は確定。また、出来るだけ設置影菱を狙いたいためそれを補助できる忍歩も採用

 

残りは熊介を当てるチャンスを増やすため遠心撃のケアをし、ロングゲームにしてくれる無音壁と圏域を採用

どちらもダストがないと何もしてくれないのでダスト作るタイミングは考えていきたい所

 

 

さあ、試合開始です

 

 

 

相手は遠心撃を握って再構成をするため、相手の再構成よりはやく影菱を当てる必要があります

マリガン(手札交換)は忍歩影菱を全力で探し、とりあえず伏せて運良く熊介が当たるのを期待します

 

熊介は当たらなかったものの忍歩影菱で遠心撃を落とす事に成功

無音壁で時間を稼ぎつつ影菱を引くのを待ちます

 

しかし、こちらが忍歩影菱を伏せるよりも遠心撃の方がはやく、無音壁が切れるタイミングを待って遠心撃がライフに直撃

この時、返しで熊介打って鳶影吐かせればこっちのリーサルも高くなるし5分くらいやろーと考えていたらリスペクトも上乗せされ、超反発と鐘鳴らしを使用されます

離脱超反発超反発により間合いは5

4点通された上に熊をケアされ渋面

仕方ないので赤いカードを使ってライフリードを取り返そうとしますが薙切りくらいしかライフに通らずライフ差は縮まらず

影菱を打つために再構成を多めにしているので既に残りライフは3

遠心撃を打たれたら負けます

幸い間合い5やオーラ7以上を用意しておけば死ぬ事はありませんのでそこだけ死守します

 

道中、相手が誘導を対応で打ってきたため1巡余裕が出来ました

丁度ダストも枯れていたので共響を発動し、鋼糸からリーサルを狙いにいきます

ここの鋼糸に鳶影忍歩で対応、5距離まで間合いが伸びたので遠心撃のケアになっており、律動も温存出来たので悪い形ではないでしょう

 

そのままターンを返します

互いにあと1発のリーサルを狙うじりじりとした展開

しかし相手のオーラを詰まり、前進するのが大変そうです

 

全力後退を続けていた所、相手が4距離でターンを返してきたので熊介で勝利です

※この時、ターン終了宣言後に相手に確認をして集中力で行動した所を伏せ札での行動に変更しました

結果としてそこで熊介のダメージが上がり勝利したため、しこりの残る試合になってしまったと思います

今後一層の注意を払い試合に臨みます

 

 

 

 

 

結果、4-0で優勝です

無事2枚目のサイネタロットを獲得する事が出来ました

一目不利マッチが多い中勝ち抜けたのは自信にもなりましたが、精神的疲労が半端じゃなかったのでこれから通常選択は明確な有利不利が少ないメガミを持っていこうと思います

 

(それはそれとして大規模な大会の場で採用される三拾一捨ルールでなら活躍が見込めると思ったのでそちらに興味のある方は是非お試し下さい)

 

 

 

以上になります

 

閲覧ありがとうございました!