えりんのふるよにメモ

プレイしたボードゲームの自戦記やメモしたい事等

巫鏡杯埼玉予選レポート 4-0 予選突破 使用:炎戦玉

 

こんにちは、えりんです( ˙꒳​˙ )

 

今回は「桜降る代に決闘を」の第二回全国大会である巫鏡杯、埼玉予選に出場してきたレポートとなります。

 

ただレポートするだけなので面白くなるか分かりませんが、気合い入れれば棋譜再現出来るくらいには詳しく書いたのでお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

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<予選開催決定から申し込みまで>

 

第二回全国大会の開催が発表、それに伴って予選の開催も発表されました。

このご時世なのでどうなるのかわからんなーって感じでしたが開催自体は行われそうでちょっと嬉しい。それはそれとして抽選なのやばすぎてうへぇ。

全員救われる道はないのか~とか思ってたら実績があればシード権が貰えるらしい。実績欲しい~

 

 

出れればやる気も上がるけど抽選落ちは流石にシャレにならんので何処が1番受かりそうか考えます。

住んでる所が関東のいい感じに辺境なので神奈川埼玉東京全ての予選へのアクセス時間がほぼ同じ。関東のプレイヤーを頭に浮かべて1番通りそうな所が埼玉だったので埼玉予選へ申し込み。シード権持ってる実績ミコトにどこ出んの?って聞いて答えてくれた人は埼玉って解答しなかった事も決め手でした。

 

結果はリザーバー1。このご時世だし1人くらいはまあ……出れるよね!と楽観的でしたが出場確定メールは前日まで来なかったのでだいぶ焦ってました。ホント出れてよかった。

 

 

 

<メガミ選択>

 

・本戦もある事を考えると死ぬほど研究して仕上げた組み合わせは研究され返す危険性がある

・予選という舞台は環境が読みにくい

 

以上のことから、ガチガチに検討してメタゲームを意識するよりはちゃんと強い組み合わせを使って勝とうという方針に。

 

メガミが決まらないまま検討戦でとりあえずこっち仮想敵握るわ~と言い続け強い組み合わせ握ってたら炎戦玉の勝率が高かったのでこれ使うかなと決定。マッチした時点で有利不利がハッキリする組み合わせだったので当日著しく持ち込みが難しそう(例えば炎戦玉が苦手とするヒミカを得意とするプレイヤーが5,6人いたりしたら)な場合は他の組み合わせに変えるかなくらいの気持ちでした。

 

攻めも守りも考えやすく勝敗が決するタイミングがわかりやすいので、緊張しやすい予選という舞台を考えると敗北に直結するミスが起きにくい事も評価点です。

 

前日にTwitterのタイムラインで仮面使っても楽しくないのに仮面つよすぎこのゲームつまらんとかいうツイートが見られた割にツイートしてる人達は大体予選負けてるし、その予選は仮面が抜けてるしでうわぁって思ったのもあります

 

※良い悪いの話ではなく個人のお気持ちです!

 

 

<当日、対戦レポート>

 

遅刻は笑えないので早めに大宮へ。関東のミコト友達であるへリング・ライプさんからここオススメって言われていた寿司でお昼でも……と思って検索するとまさかのお店は改札内

 

もう改札出ちゃったんですけど???

 

確認を怠った自分を呪いつつ帰りに寄ろうと誓う。別の所でお昼食べたんですけどまともに喉を通らずこの時はじめてあー結構緊張してんだなと自覚しました。

 

会場へ到着すると受付のE*LNO(えるの)さんから声をかけて頂く。

公式対戦だとS1の秋葉原交流祭でマッチしたくらいで覚えてもらえていた事が予想外でだいぶ嬉しかったですね。緊張のあまりトイレを連打してたのですがおかげでだいぶリラックス出来ました。

 

 

知ってる人がいたり知らない人がいたりで適度に雑談しながら大会開始待機。

 

そんなこんなで埼玉予選が始まりました。

 

 

・1戦目 しゃぺろんさん

 

炎玉(戦)-鎌嵐(銃) 先手

フルバ/火炎流/バクドラ/桜の双剣/桜吹雪/指揮/桜花のお守り

スカイマ/炎天/ひとり目覚めて

 

 

対面は銃鎌嵐。ヒミカ対面はやらなくていいならやりたくないのでban。

帰ってきたのは炎玉。

鎌嵐に軽減対応は影の壁しかなく、「ふたり震える手を取ろう」からリーサルを狙えるのでそのように。

対面鎌だし「旧き虚路を歩みゆく」+「炎天」とか狙ってもいいなーと思いながら決闘開始。

 

 

先手だったので宿し前進からフルバ。

 

後手2tは2前進から円月→重圧。円月はその後重圧+黒き波動まであるとフレアが減るかライフに2点食らってしまうので少々悩んでからオーラ。この時点で波動はライフ受けすることにしたので重圧もオーラ。

 

そのままターンエンドだったので5間合いを踏み双剣吹雪(前)バクドラ指揮でオーラ2つと2点を奪いターン終了。

 

後手は刈り取りで指揮を破壊しながら前進暴風+雷2消費1/1、手札を伏せて間合い2を踏む。

こちらは刈り取りをオーラ×2で受け暴風と1/1を両方ライフで。

 

再構成からバックドラフトを引いたのでとりあえず打つ。この時点で相手の集中0萎縮、ハンド0オーラ2なので離脱を強要される形に。

相手は再構成から魔食を展開、纏ってターンを返したので再構成から炎天を打って6点リーサル。

 

 

・2戦目 ミナミカンさん


戦玉(炎)-刀騎(面) 先手

手裏剣/鋼糸/忍歩/桜の双剣/桜吹雪/指揮/桜花のお守り

ひとり目覚めて/そして四季はめぐる/この旗の名のもとに

 

 

一戦目終了時点で友人のホークが負けていることを知る。彼はシーズン4大規模準優勝の実績を持ってるので偶然負けるってあんまないよなーと思いつつどしたん?とか聞きながら雑談。対面結構上手かったよ、へー初対面の人が上手いの結構珍しいねとか言ってたら2戦目でその人とマッチしました。

 

対面の選出は刀騎面。僕は刀騎を結構使っていて、今期の検討もしていたのでとりあえず返す。帰ってきたのは戦玉。真面目なふるよにをすることになりました。

 

 

ジャンケンに勝利し先手。宿しエンドに対してロア2焼き宿しエンド。

箱を開ける強い主張だ~となりながら前進宿し。対面は前進×2宿しで間合い7で帰ってくる。

 

刀騎は対応が厚くめんどいので「桜花眩く輝かん」でダラダラやってようかと思っていたが箱の圧力(ヤクシャ変形とかロアとかでリソースが崩壊しがち)や萎縮でフレアが足りない(このターン桜花を用意することが出来なかった)ため保留、手裏剣と桜の双剣を投げたらオーラ受けされたので長考、指揮でオーラに空きを作って「ひとり目覚めて」を開け、山を2枚にして1点追加。手裏剣を回収してターン終了。(今思ったけどこれ手順前後してて先目覚めてから指揮置けばオーラ5で終えられてますね。決闘中は相手の受け方見てから決めたかったけど今思えばどう受けられても目覚めては開けそうなのでミスでした)

 

後手はアルファ×3+BS+WE+斬+一閃でフルパン。3点を奪われオーラががら空きに。ただ対面もそれなりにオーラが薄いのでここで打点を稼ぐべく「そして四季はめぐる」で使い物にならなくなった影の両手を伏せて順目の問題で伏せてしまった桜吹雪を回収。最後のアルファエッジもオーラ受け。

 

間合いが1、造花が2つ埋まってるので対面のヤクシャにあわせて設置を当てたい所。

「標を辿り」があるので離脱纏いを行いながら離脱して手裏剣前進か手裏剣桜吹雪の択。

吹雪で前進させてくれるのが最大値だしなーと手裏剣吹雪を打ったがライフライフから後退。指揮はオーラ。(真面目なミコトの皆さんは鋼糸を当てた方がアドなことを理解できると思うのでちゃんと我慢しましょう)

手裏剣を回収した返しに箱ヤクシャ。お互いのオーラは0~2を推移する乱打戦に。

ここらへんから対面しっかりしてるなーと思いだした。

 

こちらは再構成から指揮を引いたので手裏剣を伏せ指揮でライフを奪う。相手は造花を回復させずBS後ろから纏って終了。

 

ここらへんでロア造花回復とターボの筋が薄くなってきたのでリーサルに向けリソースを温存したいが、決死入っちゃったしあまりにも死ぬ筋が多いので大長考。多分全リソースつぎ込んでオーラ4にしないと耐えなかったのでフル纏い。

 

返しに相手は再構成を選択。ハンドわからんけどBSWE一閃赤札で負けるくらいだったと思うので緊張。

 

アルファ前進スタートだったので死ぬことはなさそうだと安堵。オメガから気迫を絡めてフルパンされるがライフは残る。

 

気迫から間合い1でベータを打たれたので間合いは0、リソースもないのでこちら側からのリーサルは皆無。

とりあえず「二人震える手を取ろう」でオーラを回復し、四季+お守り+四季を構えて返しは死なないだろうの構え。

 

ターンを返して相手の攻撃からお守りでライフを守り、山を増やしてからこの旗でリーサル。

 

 

 

・3戦目 でるたさん

炎戦(玉)-刀兜(玉) 後手

フルバ/火炎流/バクドラ/手裏剣/鋼糸/忍歩/誘導

神代枝/炎天/スカイマ

 

だいぶ疲れたところで3戦目。お相手は刀兜玉……やったことないので玉ban。

 

先手制圧前進、後手前進宿しからフルバ。

返しに間合い4まで前進されるが手裏剣火炎流で1点奪い、間合い2に着地。

 

先手は返しに戦場から陣頭、柄打ちでライフを奪う。後手は再構成から設置鋼糸から手裏剣でライフを奪い、一旦場が膠着する。

 

お互い散発的な攻撃でダストを枯らしあう展開になる中、炎戦はライフを減らして炎天の圧を出したいが、フルリソースでの理想的な手札でなければ兜の守りの上からダメージを与えることは出来ない。よって手札を抱え続けるのだが、神代枝を使用すると大量のリソースが虚空に消えること、対面も桜花結晶の奪い合いをしている関係上こちらのリソースが削られていることから神代枝を使用するタイミングを完全に失ってしまった。これは非常に大きいミスだったので反省して今後に活かしたい。

 

ダストを枯らしフレアが潤沢になると月影落の圧力が非常に大きく、苦し紛れのライフ受けが増えどんどんライフを奪われていく。

盾兵等でリソースを削られ、フルリソースで殴っても対応に阻まれるばかりか返しの反攻や盾兵が重く立て直しに時間がかかる苦しい展開。殴り返しが強いという兜の特徴はクリンチに移行しても強力だった。

 

なんとかお互いの保有結晶をフレアに放り込み続けでライフ6オーラ4間合い2のボードになった時、ライフ5を踏むことを嫌った対面が焦燥オーラ受けから離脱、間合い3オーラ3の状況になったタイミングで誘導前から炎天で勝利。

 

 

 

・4戦目 アクア244さん

戦玉(炎)-薙棹(玉) 後手

手裏剣/鋼糸/誘導/桜の双剣/桜吹雪/指揮/桜花のお守り

ひとり目覚めて/この旗の名のもとに/そして四季はめぐる

 

 

終戦。マジで知らない3柱だしアクアさんはよく大会にいる事を知ってるので緊張感がハンパではない。

 

一緒に参加していたホークという男がまあまあ薙に詳しく、なんなら「持ち込み3柱それ戦より薙なんじゃない?」「いやぁ薙玉が怪しくて」みたいな話をさっきしたばかりだったのでちょっと呼んで作戦会議。

 

「薙玉どう?」「わからん」「俺もわからん」「わからんよなー」「わかる」

みたいなマジでなんの身にもならない話をしてしまったが、マル秘情報がない事は逆に常識的に知ってる範囲のことしか起こらない事と同じなので安心して玉banすることに。

 

余談ですが会場から離れてトイレに行く途中のベンチで作戦会議してたらトイレに来たアクアさんにわからんって言いまくってた会話バリバリ聞かれて気まずさが半端なかったです。

 

流石に薙相手だと「ふたり震える手を取ろう」を用いたリーサルは難しい(音無+消音+見切りで全く打点が通らない)ため、「桜花眩く輝かん」で行くことに。

 

後手だったため宿しエンドから宿し+「ひとり目覚めて」、纏いで前進することなく時間潰し。

先手は3tまでやることなくリソースを温存したため後手の3t目に「そして四季はめぐる」から「標を辿り」を打ち、一回目の「桜花眩く輝かん」を作成。

手裏剣や双剣でオーラとライフを奪い、相手のオーラはがら空きに。

 

先手は返しのターン再構成から八相八方+薙とライフを3点奪い、集中力でオーラを回復して手札を2枚構える。

フルリソースの割に殴らず纏わずでハンドを温存した事を気にしつつ間合い5だったので誘導でオーラ→フレア。

 

氷雨細音の果ての果て」を食らうと急に負けるのでオーラを5にしながら「桜花眩く輝かん」を慎重に打つ。引いたカードをそのまま当てに行くと相手のハンド2枚は竿穿ち(影の両手に対応)と消音晶(手裏剣に対応)の対応セットであることが判明。そのまま消音晶で間合い6まで下がって頂き、リソースのない対面は返しのターンオーラを回復させてターン終了。

 

このタイミングで既に「桜花眩く輝かん」が2/2に育っており、八相では覆せないリソース差とテンポ差がついてしまっていたので鋼糸を素打ち(特に理由がなくても手札から使う予定ではありました)+桜吹雪でライフを3点削りターン終了。先手側再構成からの八相八方を誘導で避けて盤面はほぼ決着模様。

 

「果ての果て」だけ気をつけて「桜花眩く輝かん」を毎ターン打ち、「果ての果て」のケアのために避けられない攻撃はほとんどライフ受け。高打点のリーサルを避けるためにお守りだけは抱えながら最後は5/2の「桜花眩く輝かん」と「この旗の名のもとに」でリーサル。

 

 

 

こうして無事、なんとか本戦への出場権を獲得しました。

決勝は感想戦で「ふたり震える手を取ろう」を強く意識していたとのことで、勾玉の柔軟性という強みが良く出ていたと思います。

 

実際「ふたり震える手を取ろう」構築だった場合は負けていた可能性が高いとも思うので構築の仕方を知ってて良かったなと。

 

抽選結果待ってる間とかは出れば勝てる!抽選頼む~とか軽口を叩いたりしてましたが、突破出来た喜びは思いの外大きかった様で結構ハイになっていました。

考えた結果が返ってくるまでのレスポンスが早いゲームだと思うので努力の報酬が受けとり安く、そういうのが好きだったり向いている人にはたまらなく楽しいゲームだと改めて感じました。思考と体験のバランスがね!その……いいよね!

そんなこんなで埼玉予選を終えました。

普段結構フカしてますが未だに実績のひとつもないのは流石にダサすぎるので本戦も頑張ろうと思います。

 

 

サイネ小話

サイネの持つ問題点として八相時の爆発力は強力なものの、八相後にオーラを回復する手段がないため

・相方で用意する(浮舟や紫0ほかげきらぼし等)

・攻め合いにして日和って守った方が負けにする(八相の存在で守りに入る必要がないためサイネが有利になりやすい)

・相手が死んでいれば守る必要がないため気合いでリーサルをとる

 

辺りが有用な指針でしょうか。

どれもそれぞれ

・相方同士が噛み合わなければ強い3柱にならない

・攻め合っても勝てない対面が存在する(対応が硬い相手にはこちらからのリーサル打点が低くなり、無理に攻めるよりはじっくり守りに入った方が有効な試合展開になる)

・普通は死なない

 

が課題になりそうです。

とはいえ今回の予選では結構サイネ多いな~と思ったりもしたので関東では流行ってるんですかね。Twitter見てると結構サイネの話も見かけるので使ってみようかなって思ってる人はここらへん意識しとくと使いやすくなるかもしれませんね。

 

コバナシオワリ

 

 

 

 

コロナウイルスの影響でまともに大会もない1年でしたが、毎月交流祭で集まれていたのってすごい楽しかったんだなぁと思うばかりです。

情勢の沈静化と、また皆で集まってふるよにが出来るようになる日を待っています。

 

 

 

 

 

<終わりに>

 

帰りに食べたお寿司がめちゃめちゃ美味しかったです

トップメタは海鮮茎わさびとトロブツ(トロブツはメニューにないときもあるらしい)

 

https://s.tabelog.com/saitama/A1101/A110101/11040476/top_amp/