ふるよに新幕第1シーズン雑感
お久しぶりです、えりんです
先日、大阪大規模大会が行なわれました!
筆者は諸事情が重なって行けなかったのですが、特に応援していたプレイヤーが軒並み優秀な成績を残してくれたのでめちゃ嬉しいです#大変に気分がいい
そんなこんなで7月も終わり、来るべき時が来れば新幕第1拡張の登場と(恐らく)カードの修正が行われる事でしょう
つまり現在の第1シーズンがもうすぐ終わりを迎えるのです
そこで今シーズンのまとめでも、と思い久しぶりにブログを開いてみた次第でございます
どんな記事になるかまだ決めていませんが適当に書いていきます
■新幕環境変遷
僕は関東の、しかも狭い範囲でしかふるよにの大会に参加していなかったのでおよそ正確とは言い難い環境理解ですが個人の意見なんてそんなもんだなって受け止め方でお願いします(張り巡らされた予防線
・発売直後、5月
皆が色々試す中パワーの低いデッキを軒並み潰す薙書の台頭→どうやら忍に弱いらしい
単純な破壊力に加え(恐らく)新しいメガミも使えて嬉しいため、忍爪が流行る
※この時、一部のプレイヤーがクルルの研究をはじめ、大会でもちらほら見かけるようになる
・6月
筆者含むクルルの被害者が主に忍枢がヤバいと認識、忍枢の練習が流行る(これは筆者の周りでのみ起こった現象かもしれない
単騎で苦手なメガミが少なく誰とでもやれる柔軟さが評価され、大規模に向けた3拾1捨の練習の中サリヤの強さが認識され始める
・7月
各地の大会でサリヤの優勝報告が散見され、サリヤの優秀さが広まる
※特に騎爪のデッキパワーが凄まじく、関東では騎爪絶対許さない研究会と呼ばれる練習会が行われたりした
有力なプレイヤー達が大規模大会に向けて練習、対応力の高いサリヤをBAN出来る事により幅広い選出が予想される(個人的に刀をかなり推していたので大規模大会で刀が結果を出してくれて嬉しいです
こんな所でしょうか
環境で注目されるメガミは
薙→忍→爪→忍→騎
と変わっていった印象です
■筆者にとっての第1シーズンを振り返って
正直2幕のふるよにでは全く勝てず、苦手意識すら感じる程でした(これは筆者がろくな努力もしなかった上に勝てないと楽しめない人間だからであり、2幕のバランスは非常に素晴らしかったと明記しておきます
その苦手意識から新幕もガッツリやる気は無く、先行発売のゲームマーケットも友人の誘いを断り、一般発売後も新幕そのものを購入せずに友人からカードを借りてプレイしていました
しかし元々ゲームの類は好きなのでフリープレイは楽しむ事ができ、その場のノリで大会に出るようにもなります
大会に何回か出てみると、優勝こそ出来なかったもののそこそこの戦績がついている事がわかりました
これは本気で目指せば優勝出来そうだと思った事がモチベーションになり、更に今まで1回もふるよにの大会で優勝してなかった事がプラスに働きます
目についた大会に片っ端から出場し、数打ちゃ当たる思考でプレイしていたらなんと本当に優勝出来たのです(ちょっと前の平日神話対戦の記事です
念願の初タロット入手です!
※殆どのふるよにの大会は優勝するとプロモーションタロットを手に入れる事が出来ます。気になる人は公式大会の大会スケジュール欄をご覧下さい
これがもうめちゃくちゃ嬉しくて、完全にハマります
暇を見つけては大会に申し込み、新幕発売前では考えられない程様々なプレイヤーの皆様と交流する事が出来ました
そこからはふるよにが楽しくてしょうがなくて、1人でも大会に出られるように新幕セットを購入。これで堂々と大会に出場出来ますね()
自信があると他のプレイヤーとの勝負も楽しくなり、どんどんのめり込んでいきました
このシーズンは人生で1番勝てたシーズンであり、交流の輪を広げた事もあって思い出に残る時間です
願わくば次のシーズンも人生で1番勝てるシーズンにしたいものですね!
■自慢
新幕公式戦勝率
38-9 47戦38勝 80.8%
いぇーい。
自分でもよく頑張ったと思います
ちゃんと一廉のミコトとして胸を張れる結果になったかな、と
ちなみにこれは771君(筆者と仲がいい関東のプレイヤー。とても強い)が纏めてくれました
この場を借りて感謝を
ありがとうございます
■なんかタメになりそうな事
このままだと自分語りと自慢だけして終わる痛い人になりかねないので今シーズン最も頼りにしていたデッキ、騎爪について適当に書いていきます
寧ろここからが本題…?
▼騎爪(サリヤ/ライラ)
・特徴:サリヤの防御力の高さ、ライラの攻撃力の高さが合わさった最強のデッキ
ブラックボックスにより試合中も高い柔軟性を持ち構築の許容範囲が広い
・このデッキが何故強いのか?
サリヤのマスターピース+ターボスイッチによる前後2距離ずらしによるリーサル回避、オメガバーストで間合いの広い攻撃も1回打ち消し可能な防御力の高さ
ライラの凶悪な通常札が流転爪で戻り1巡に2回飛んでくる
風神爪を風魔転廻で戻す事で切り札からも圧力を出せる
攻撃札がライフに通ると大体2ダメージ入るため総じて攻撃力が高い
ヤクシャにより相手の手札を伏せさせ、絶対に使いたいカードを手札に構え続けるプランを崩壊させる事が可能
ナーガにより相手の大技を封じる
ガルーダによる早期決着も可能
大体こんな所でしょうか。
最強の盾(サリヤ)と最強の矛(ライラ)の攻撃で最強!を地でいくデッキです
ライラの攻撃札でライフ2ダメージの札が多く、オーラを減らすとダメージが加速するのでサリヤの攻撃がライフに通りやすい所がシナジーとして上げられます
ヤクシャを開けるだけで死んでしまうデッキが多いので、2巡目の途中で燃料を空にし、ヤクシャを開けてからフルリソースで殴ると相手が虫の息になるレベルの火力が出ます(2/1をただ6回打つだけでもオーラ4ライフ4、最強では?
何が需要あるかわからないので、構築の候補とそれぞれの大雑把な回し方でも書きます
○騎爪型考察
・雷螺風神爪採用型
雷螺風神爪を採用した騎爪
大体風魔招来孔もセットで入る
雷螺風神爪→風魔転廻→雷螺風神爪の超火力により切り札でリーサル範囲を伸ばす事が可能
リーサルまで雷螺風神爪は打っても1回程度(フレアが足りなくなるため。基本的に1回も打たない
騎や爪等相手の攻めが強く守るより攻める方が有効な相手や、書(完全論破)や毒(毒札)等こちらの攻めるリソースを減らしてくる相手に有効
基本的に攻めを重視する構築なので、攻め思考にアクセルベタ踏み
でも対応は一生握る
<構築>
通常札
(必須枠) WE(3/1燃焼) BS(2/1) 風雷撃 獣爪
(自由枠)
ShC(3/2燃焼):最後のトドメ用。基本的にWEからしか打たないので燃料消費が物凄い事になる。が、通常札3/2は余りにも強力なので燃焼消費を考えても採用する価値がある。積極的に当てに行くと流石に燃料が持たないので基本的に最後のリーサル時に構えることになる
StC(3/3燃焼全力):しゃがみ札として採用。3点ライフorオーラ3剥いで次のターンフルリソースで構えられるのは素直に優秀。燃焼があり、打った瞬間相手のフレアが3増える可能性があるので返しにうっかりリーサルになる時がある。
St(2宿し萎縮):主に対クルル決戦兵器。萎縮で序盤のリソースを制限しつつ風神爪の回数を増やす。具体的にはリーサルまでに1回程度使っても大丈夫になる。クリンチの速度が上がるのでクリンチが苦手なメガミ相手にも有効
Roa:燃料回復用。後述する切り札枠にオメガバーストを入れない場合燃料回復が不安なので入れる。素早く箱開けたい時以外は1巡目は伏せるor両方の効果を使う(ゲージが上がるため、ロアリング両方の効果使用はアリ
TS(対応):最強の対応。月影やゆらりび等当たると痛いがこれ1枚で無効化できるので大技の切り札がある場合は大体入れる。オメガバーストもあるとかなり鉄壁だが一応燃料管理に気を使う事
流転爪:特に抜く理由がなければ入れる。赤いカードかつ獣爪や風雷撃等余りにも強力な攻撃札を1巡で2回使えるミラクルカード
呼び声:風と雷を1上げてくれる上に次のターンフルリソース。1巡目と2巡目に打ってお仕事完了。相手が風雷撃を受けられない対面やリーサルを急いで完成させたい場合に入る
ここから3枚ですね
切り札
(必須枠) 雷螺風神爪 風魔招来孔
(自由枠)
AlphaEdge(1/1) :ゲージが物凄い速さで上がる。ついでに火力も補強され、テンポをとり一方的に殴る事が可能。燃料が足りなくなるがライラの決定力が高くライラだけでリーサルに持っていく事も出来るためなんとかなることが多い
OmegaBurst(対応):安定。攻撃力は充分なので硬さと燃料回復による安定感を手に入れ最強に見える。迷ったらこれ
ゲージが上がりにくいので注意
BlackBox:主に変形時効果+燃料2回復のためだけに投入する。ガルーダは次のターン確実にリーサルを構えられる時、ヤクシャは手札の対応を叩き落としたりリソースを奪い、ナーガは相手の切り札を未然に防ぐ
切り札全体のフレア消費が軽いため雷螺風神爪をリーサル前に1回使えたりする
ここから1枚です
サンプルデッキ:
(通常札)WE BS TS 獣爪 流転爪 風雷撃 呼び声
(切り札)雷螺風神爪 風魔招来孔 オメガバースト
この文字列の中でオメガバーストをカタカナで打つとなんかカッコ悪いですね
自由枠は大体流転爪を入れて、TSが欲しいか考えて、ロアリングやスタント、AlphaEdgeが入ってるか見てゲージが上がらなさそうなら呼び声を投入して…とやってます
ここら辺は各マッチ様々な回答があると思うので模索して下さい
ゲージ上げのゴールを風6、雷4とすると
この構築の場合は
・「呼び声」を2回使う
・WE,BS,TS,オメガを1回ずつ使う
この時点で風2,雷2+4回のゲージがあるので後2回ゲージを上げれば良いのです
オメガで燃料が回復するのでWE,BSを使って上がり切るでしょう
恐らくTSとオメガバーストは温存するので呼び声2回とWE,BSをどう上げるか考えておけば大丈夫そうです
風6にするタイミングはリーサルを狙う時でいいので、状況を見つつ風4雷2や風3雷3,フレアに余裕があるならば雷螺風神爪を3/2にすればライフに通る場面なんかは風2雷4でもいいでしょう
呼び声を3回使用出来る事もあるのでその時ゲージが無駄にならない事を考えるのも賢いミコトです
ゲージ関連はよっぽど大きなミスでない限りはなんとかなることが多いので気楽にやりましょう
AlphaEdgeを採用すればここら辺の面倒な計算はいりませんが燃料管理がシビアになるのでロアリング等を入れておくと安心です
ロアリングを入れる場合は燃料を2未満にしてしまうと両方の効果を使用した回復(集中を1消費し燃料を1回復、相手の集中を1減らし萎縮)が出来なくなるので注意です
序盤は呼び声を使いつつサリヤの攻撃札で間合いを詰め、育った風雷撃を流転爪で戻しつつ連打してると自然とライフリードが生まれると思います。
基本的にフレアが9あれば雷螺風神爪→風魔転廻→雷螺風神爪→風魔旋風が可能となるのでそれでオーラとライフを削り、手札の獣爪や風雷撃と合わせてリーサルを狙いましょう。こちらのゲージが十分に上がっており対応がなければ6~7点は硬いです
この火力が雷螺風神爪を採用した騎爪の魅力と言えるでしょう
・ヤクシャ型
一部から○へ○へヤクシャマンと呼ばれている構成
ヤクシャの凶悪なリソース剥奪からヤクシャ後のフルリソースを叩き込み相手を黙らせる
構築の都合上オメガバーストとマスターピース+ターボスイッチが自然に採用され守りも非常に硬い
燃料が枯れてもblackboxやオメガバースト、ゲージを参照するのは風雷撃のみと騎爪にありがちな追加ボード関連のアレコレを簡略化出来るのも美点
パワーも高く多少管理をミスしても何とかしてくれるので依存しがち。だがヤクシャの基本行動は高々ライフに1点なので普通に競り負ける事もあるので注意
薙に対しては果て果てを打たれず、マスターピース+ターボスイッチにより律動を完璧に避けられるので安定択となるか(最近は箱を開ける隙をついて律動をパなされるのでフレアが貯まる前に素早く箱を開けるか律動を打てないように間合いを調整しながら燃料を枯らす事が求められている
<構築>
通常札
(必須枠) WE BS TS 獣爪 風雷撃 流転爪
(自由枠) StC ShC
採用理由は上と被るため省略
ロアリングは燃料が枯れたら箱を開け、回復させたかったらオメガバーストを使用するので回復させる使い方をほぼしません
そのため燃料を2つ減らして箱をはやく開けるために採用されるのですが、そこまで急ぎたいマッチが少なく、ターボスイッチがほぼ上位互換的に燃料を減らせるので今回は枠から外れています
相手から攻撃札が飛んでくるビジョンが見えず、更に箱を急いで開けたい等の理由でロアリングを入れるならばTSと交換して問題ないでしょう
シルチャとスチカンの選択ですが相手の攻めが強く全力札を打てる気がしないor少しでも瞬発火力が欲しい のであればシルチャ、それ以外はスチカンでいいと思います
スチカンは雑に打って相手のリソースを使わせ、次のターンフルリソースで攻める事で大きくテンポを取ることが出来る点で優秀です。また、不要になりがちな終盤もヤクシャの弾になる点で有効利用が出来るので特に理由がなければスチカンの方が恩恵は大きいはずです
一応マスピを使用するのでBS→シルチャが繋がります。ライラの間合いと噛み合わない欠点はありますが通常札で3/2は破格の火力のため、上手く合わせる事が出来れば爆発力を手に入れられるでしょう
切り札
(必須枠) OmegaBurst MasterPeace BlackBox
これで確定です
ヤクシャを軸に据えているのでblackbox、ヤクシャ基本行動のbeta-edgeを連打するためにマスピ、箱を開けた後迅速に燃料を回復させるためにオメガバースト、全て外せません
サンプルデッキ:
(通常札)WE BS StC TS 獣爪 流転爪 風雷撃
(切り札)OmegaBurst MasterPeace BlackBox
1巡目は宿し前進を繰り返してマスピを開け、BSやWEで燃料を減らします
この時点で燃料が2になるので、余裕があればStC等を打ちながら2巡目には燃料を空にし、ヤクシャを開けます
この時、相手の2回目の再構成後を狙えると手札に構え続けた対応を落とせる可能性が高く、相手は対応を拾い直すために潤沢な山札を再構成するかどうか悩む事になります
こちらのオーラが減っていてもヤクシャのリソース剥奪が凶悪なので臆せず開けて大丈夫です(勿論限度があり、ライラ相手にオーラ0等は流石にやめた方がいいです
ヤクシャを開けた後は、獣爪や風雷撃のライフ2ダメージの圧があるので軽率なbeta-edgeをライフ受けしてくれる事が多くなります
beta-edgeをライフ受けさせたら無理に攻めることはないので、獣爪を温存しつつ減った燃料をオメガバーストで回復してリーサルを狙いましょう
オメガバーストを打った後はTSがあるとはいえ対応力が下がっているのできちんとリーサルを確認してからオメガバーストを打つようにしましょう(相手に攻撃されてる場合はその限りではないです
この構築ではオメガバーストをただの燃料回復で使う機会が多いので、積極的に(しかし確実に勝てる場面で)開けられると勝率の向上を望めます
風雷ゲージは風雷撃にのみ影響するので特に何も考えず順番に上げていいです
マスターピース、blackboxはいつでも上げられるので風雷撃を打つ時まで保留していても何ら問題ないです(但し自分も忘れないように!
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※ヤクシャ連打を用いたテクニック的なあれこれ
beta-edge使用騎動→マスターピース効果使用
する事で間合いを常に偶数で保ち、通常は騎動で間合いがズレるところを無かった事にするテクニックです
基本的にライラの攻撃札が間合い2で使えるので、間合い2で打ったbeta-edgeは間合い2のままにしておく事が殆どです
また、相手がライフ受けを選択してこれ以上攻めても旨味がないな、と感じた時は間合い0に移動してターンを終える事で得意間合いの遠い相手に対して反撃しにくくする事が出来ます
この時、間合い2から
beta-edge騎動前進マスターピース効果後退→beta-edge騎動前進マスターピース効果前進
とすると、間合い0で造花結晶の乗った結晶が2つ残ります
相手が何もしなければ次のターン間合いが2で返ってくるので、反撃を防ぎつつスムーズに次の攻撃に繋げることが可能です
そして同様に、beta-edgeを連打する時に
騎動後退→マスターピース後退
を連打すると、間合いに造花結晶が残ります
造花結晶は特殊な結晶なので、前進や足捌き等で動かす事が出来ません
3つ以上間合いに造花結晶を載せれば、次のターン相手の間合い2以下の攻撃札は全て届かなくなります
ただ、この場合はこちらの次の攻撃がスムーズに行くとは限らない(桜花結晶を全て間合いから除くと間合い0で返ってくる)ため、次のターンさえ生き残れば勝てる、といった状況の時に選択すると良いでしょう
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・ガルーダ型
ガルーダの変形時効果、2ドローからデッキを引き切り、次ターン7枚の手札から最大火力を叩きつけて一瞬で大ダメージを与える型
忍枢のびぐご軸に対抗するため考案した型であり、一部のタイムリミットを設定してくるシステマチックな構築に有力
また、リーサルの速さゆえの初見殺しやユリナの決死を無視して吹き飛ばす火力がある事から今後の研究次第で更なる発展が期待される伸び代の多い構築でもある
<構築>
現状この型は筆者も研究が終わってない試作品なので仮想敵を忍枢に設定
仮想敵が定まっている以上構築の幅も無く全て必須枠なので、いきなりサンプルデッキ紹介から入りたいと思います
サンプルデッキ:
(通常札)WE BS Roa ShC 獣爪 流転爪 風雷撃
(切り札)AlphaEdge blackbox 雷螺風神爪
回し方を説明する前に、まず仮想敵である忍枢というデッキの紹介からします
今回はこの構築の役割対象であり、忍枢で最もパワーが高いと考えられるびぐご軸が仮想敵です
忍枢びぐご軸
先攻1巡目に
・宿し壬蔓どれーんでびるによりオーラを3剥奪
・とるねーどを配置
・もじゅるーからびっぐごーれむを発動、あくせらー→分身の術(鋼糸)で対応不可2/2×2をぶつけた後前進からびっぐごーれむ効果で再構成、その時の設置影菱で対応不可3/2を叩きながらライフ1点をついでに奪う構築である
基本的に1巡目から再構成ダメージを受けないのでライフ10を丸々削る必要があり、毎巡対応不可の攻撃をバンバン飛ばしながらついでにライフも減らしてくるクロックの暴力を押し付けて勝利する凄まじいデッキ
ただ、システマチックな構築と動きなので今回の様な構築の仮想敵としては丁度いいと言えます
では騎爪ガルーダ型vs忍枢びぐご軸を見ていきたいと思います(今回は騎爪ガルーダ型のプロモーションのため、ほんの少しだけガルーダ型に都合の良い展開になりますがご容赦下さい
1巡目、忍枢は最後のターンにもじゅるーを貼りびぐごを発動。ライフ1点+2/2+2/2+3/2を放ってきます
騎爪は2/2を1つオーラで受け残りはライフ受け。残りライフ5です
びぐご再構成後、影菱を当てるため2距離まで進んでいるはずなのであらかじめ使っておいたロアリングに加え、このターンにWEとBSを使用し燃料を空に。さらにこの時AlphaEdgeも2回使用し、AlphaEdgeを裏にしてターンを返します(この時、BSをオーラ受けされた場合は獣爪がライフに入るので恐らくWEとBSはライフ受けされるでしょう。相手の残りライフは8です
また、この時手札を1枚残しておきましょう
びぐご軸は各巡目の最後に大火力をぶつけてくるので次のターン特に恐ろしい事はなく、ガルーダに変形。手札5枚にしてターン終了です
ここまで来たら1本道です
忍枢側からカード4枚でオーラ5ライフ4を削る手段はなく、もじゅるーが落ちているのでオーラ5にしておけば対応はありません
こちらの火力は2距離スタートと仮定して
集中使用離脱→AE(1/1)→Roa(燃料1回復)→BS伏せて前進→獣爪(2/2)→風雷撃(4/2)→流転爪(2/1)→雷螺風神爪(3/2)→WE(3/1)→AE(1/1)→ShC(3/2)
3/1+2/1+1/1×2+4/2+3/2×2+2/2ですね
風雷ゲージはAE3回、ロア2回、WE、BS、箱で4/4まで上がります
対応が無ければオーラ5ライフ8を溶かせる計算で、何事も無ければこのまま騎爪の勝ちになります
ここでは無事勝利を収めましたが、これは机上の空論であり実質の勝負では何が起こるかわかりません
ガルーダに変形した時点で相手は必死の抵抗をするでしょうし、
間合いが2ではなく4や5からスタートする可能性(間合い3スタートは離脱する手間が省け、ロアで燃料全回復からBSを打てるようになるので最大です
攻撃を受けきれずオーラ受けして誘導を打たれる可能性
どれーんでびるを温存される可能性
等様々な対処法がありまふ
一応こちらもガルーダ連撃を成立させるため可能な限りの努力をするので現実的に考えるとどこまでが有り得るラインなのかは不明ですが、少なくとも騎爪の型の1つにこういうのがあると知って頂けたのなら満足です
面白いな、と思ってくれた方は是非ガルーダ型を研究してみて下さい
今紹介したのはまだ試作品であり、もっと様々なデッキに役割を持てるよう改良出来ると思いますので(新しい拡張でなんらかの調整が来る可能性がありますが
一応筆者が解説できるのはこれで全部です
天雷召喚陣は結局試せず仕舞い(通常札を萎縮地獄にして 召喚陣/AE/BB で多分成立します)
天狗道は時間の都合で研究が間に合わず(招来孔/AE/風神爪 なのでしょうか?早めに風魔転廻を開けるとAEがタダで打てるのは楽しそうです)
等々、騎爪というフィールドにはまだまだ開拓出来る土地が無数にあります
完璧とは程遠いですが、今シーズンが終わると何かしら環境が変わってしまうと思うので一応の区切りということで纏めてみました
疑問があればなんでも聞いてください
何かしらの参考になれば幸いです
■まとめ
人生で一番ふるよにと真剣に向き合い、頑張ったシーズンでした
実は今リアルが大ピンチでこんな事やってる場合じゃないのですがまあそれを差し引いてもとても楽しい期間だったと言えます
なんだかんだ言いながら付き合ってくれる優しい友人達
大会に遊びに行く度声をかけて頂き、一緒に遊んで下さる親切なミコトの皆様
そして信じられない程長くなってしまった文章を根気よくここまで読んでくれた読者の皆様に感謝を
ありがとうございます!
そして、これからもよろしくお願いします。